腱鞘炎

腱鞘炎治療について〜治療方針とその内容〜

このような症状に当てはまる方、今すぐご来院ください!

  • 物をつかんだり、握ったりするときに強い痛みを感じる。
  • うまく手や指を動かすことができない。力が入らない。
  • 痛くてボタンがかけられない。
  • 手指や肘を動かすと、なんとなくダルさを感じる。
  • 動かしたときに「ポキッ」「コリッ」など、不自然な音がする。
  • 痛みはないが、手首や指の付け根が腫れている。
  • 手指に熱を感じる。
  • 関節を動かすときに、つっぱり感をある。
  • 関節を動かすときに、痛みを感じる。

腱鞘炎は放っておくと大変なことに

腱鞘炎も放置しておくと、痛みや症状はどんどん進んでしまいます。

初期
手や指を使っているときに不快感があり、瞬間的な痛みがある。痛い部分を押さえると確かに痛みはあるが、はっきりわからない程度。

中期
痛い部分があるとはっきりわかるようになり、手や指を使った後にも連続的な痛みがある。日常生活動作(重いものを掴む時、フライパンを持ち上げる時、包丁を持つ時、赤ちゃんを抱っこする時、字を書く時、パソコン・スマホ操作をする時など)においても痛みを感じるようになる。

末期
血流循環の悪化により神経が麻痺するため、痛みを感じなくなる。

腱鞘炎は再発を起こしやすく、繰り返せば繰り返すほど慢性化し、日常生活にも様々な悪影響を及ぼします。末期だと、手術になる可能性もあります。

早期改善、早期治療がおすすめです。

腱鞘炎の治療内容

まず患部を確認し、患者様の楽な姿勢で電気療法をします。
島田整骨院の電気治療・・・・低周波治療を行っています。
低周波治療とは、微弱な電気(低周波)を人体に通して刺激を与えて、血行不良やこわばり感を取り除き、痛みを発生させている物質を患部からなくす効果があります。

患者様が椅子に座った状態の、無理のない楽な体勢で「手技療法」を行います。
島田整骨院の手技療法・・・・初期症状の場合は、炎症部分に熱を持っている時期のため、患部は安静にします。患部周辺部のマッサージをして関係する筋肉のコリや張りをほぐし、患部の負担を軽くしていくという施術を行います。

手技療法を行ったあとは、患部の固定を行います。
島田整骨院の固定・・・・患部の症状や痛みをみながら、湿布やテーピング固定を行い、患者様の負担を最小限にします。また患者様によっては、サポーターの紹介も行っております。

時期や症状によっては、最初か最後にアイシングをして、患部の安静をしていただきます。
アイシング効果・・・・アイシングには、血管の中にある壊れた筋肉の破片や老廃物を洗い流して、痛みを和らげる効果があります。
アイシングのメカニズムは、炎症のために熱を持った患部を冷やすことによって、血管を収縮させます。その結果、血流が改善し、患部は正常状態に戻るため、痛みを和らげることができます。

慢性腱鞘炎の場合

まず患部を確認し、患者様の楽な姿勢で電気療法をします。
患者様がベッドに横たわった状態の、無理のない楽な体勢で「手技療法」を行います。

慢性化した腱鞘炎の場合は、痛みの状態をみながら、患部のマッサージを関節可動域に行います。同時に患部周辺部のマッサージも行い、関係する筋肉のコリや張りをほぐし、患部の負担を取り除く施術をします。

手技療法を行ったあとは、患部の状態をみながら、湿布やテーピング固定を行います。

患部の状態によっては、患者様のご都合を聞きながら、最後に温熱療法を行います。
島田整骨院の温熱療法・・・・ホットパックとマイクロ波治療器があり、患部を温めることによって血流を良くし、痛みを和らげていきます。

※ホットパックとは……保温剤が詰まっているパックのこと。患部に置いて、伝導熱(熱を伝導にて体に伝える)で温めます。
※マイクロ波治療器とは……マイクロ波を患部に照射することによって、体を温める治療器のこと。マイクロ波を体内で熱エネルギーに変換させて組織を温めるため、ホットパックに比べて、より深部まで温めることができます。

腱鞘炎の原因と自宅でできる治療法 を解説します